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ツール・環境構築

現場でよく使うツールと活用術 Git・Slack・Dockerとは?

「エンジニアの仕事って、実際どんなツールを使うんだろう…?」そんな疑問を持つ方は多いです。未経験での転職や副業を目指す場合、現場での作業イメージが湧かないままだと、勉強も方向性が定まりません。本記事では、GitやSlack、Dockerなど、現場で必須レベルのツール10個を厳選し、その役割と初心者が押さえるべきポイントを紹介します。先に名前や使い道を知っておけば、面接やポートフォリオ作成にも有利。ツール理解は、コード以外の「現場力」を身につける第一歩です。

①コード管理・共有に必須なツール

1.Gitでコードを安全に管理する

Gitはコードの「バージョン管理ツール」です。複数人で開発する際、誰がどこを変更したかを記録し、必要なら過去の状態に戻せます。初心者はまずGitHubやGitLabとセットで学び、個人制作でも活用するのがおすすめ。現場では「Gitの基本操作ができること」がほぼ必須条件。commit/push/pullなど基本コマンドを使えると、チーム開発の土台に立てます。

2.GitHubでプロジェクトを共有する

GitHubはGitのリモート管理サービスで、クラウド上にコードを保存できます。ポートフォリオや学習記録を公開する場としても活用され、採用担当者がスキルを判断する材料になります。READMEを整えたり、コードにコメントをつけるだけで印象は大きく変わります。

3.Bitbucketでプライベート開発を進める

Bitbucketは非公開リポジトリが無料で使えるため、個人学習や社内開発で便利です。小規模チームではGitHubよりもBitbucketを選ぶ場合もあり、知っておくと環境適応が早くなります。

②コミュニケーション効率を上げるツール

1.Slackでチャットベースの連携

Slackはエンジニアチームの主流コミュニケーションツール。リアルタイムでやり取りでき、チャンネルごとに会話を整理可能。コードレビューの通知やGit連携も簡単にできるため、情報の一元化に役立ちます。

2.Zoomでオンライン会議をスムーズに

リモートワークや外注先とのやり取りで必須。画面共有や録画機能を活用すれば、ペアプロ(ペアプログラミング)やコード説明もスムーズです。

3.Trelloでタスクを見える化

Trelloはカンバン方式のタスク管理ツール。進捗状況を「To Do」「Doing」「Done」に分けて可視化でき、個人学習の管理にも向いています。

③開発環境構築に役立つツール

1.Dockerで環境差をなくす

Dockerはアプリやシステムを「コンテナ」という単位で動かす技術。開発環境を一括で用意でき、PCのOSや設定が違っても同じ動作を再現できます。現場では「動く環境を素早く用意する」ために必須。

2.VS Codeで軽快なコーディング

Visual Studio Codeは無料で高機能なエディタ。拡張機能でGit連携やデバッグも可能。初心者もすぐ導入でき、現場使用率も非常に高いです。

3.PostmanでAPIの動作確認

PostmanはAPIのリクエストやレスポンスを簡単に試せるツール。フロントとバックエンドをつなぐ開発で重宝されます。

④初心者がツールを学ぶコツ

1.まずは名前と用途だけ押さえる

最初から全機能を覚える必要はありません。「これは何に使うもの?」と説明できれば十分。

2.個人制作で必ず試す

ツールは触ってこそ覚えます。練習用プロジェクトを作り、Gitで管理、Slackで共有など現場の流れを再現しましょう。

3.現場の人に聞く・コードを見る

実際にエンジニアがどう使っているかを観察すると、教科書にはない使い方が学べます。

⑤まとめ

エンジニアの仕事は「コードを書くこと」だけではありません。GitやSlack、Dockerなどのツールは、チームで効率よく動くための土台です。未経験のうちは機能の一部しか使わなくても、先に名前と役割を知っておくことで、面接や案件選びの会話がスムーズになります。特にGitとVS Code、Slackは導入ハードルが低く、今からでも試せます。小さな個人制作にこれらを組み合わせれば、現場に近い経験を積むことが可能です。「触ってみる→調べる→また触る」を繰り返せば、自然と現場感覚が身につきます。エンジニア転向を目指すなら、まずは今日から1つ、無料で使えるツールを登録してみることから始めましょう。

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