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エンジニア転向・働き方・キャリア

意外と知らない?SES=ブラックはもう古い?

エンジニア業界で転職を考える中、「SES=使い捨て」といったネガティブなイメージを持っている方は少なくありません。確かに、そのような声があるのも事実です。
しかし、実際は「会社によって全く違う」というのが現状です。むしろ、手厚いフォロー体制を持つSES企業によって、スキルアップやキャリア形成をしっかり支えてもらえる環境も存在します。
たとえば以下のようなポイントで、その会社がブラックかどうかをある程度見極めることが可能です。
・単価の開示があるか?
・営業担当が現場まで足を運んでくれるか?
こうした姿勢ひとつで、企業の本質が見えてきます。
この記事では、「見極めのコツ」と「面談で聞くべき質問リスト」を紹介します。
SESへの転職を検討しているなら、ぜひ参考にしてみてください。

①ブラックSESの特徴と見分け方

1.単価を開示しない企業は避けるべき

エンジニアとして現場に入っているのに、「自分の契約単価を知らない」っておかしくないですか?ブラックSESの多くは、単価を隠したままマージンを抜いて、還元しません。逆に、ちゃんと単価を提示してくれる会社は、それだけで信頼できます。僕の会社は「この案件、60万円だから40万円支給ね」と明確。透明性があると納得して働けます。

2.営業担当が現場に来ないのは危険信号

エンジニアが現場で困っていても、営業が放置。これがブラックSESの典型パターン。僕の知人は、1年間一度も営業と話さず、評価もされないまま契約終了になりました。逆に、僕の会社は月1で営業と1on1あり。職場の人間関係や作業内容もヒアリングしてくれます。これだけで精神的な安心感が違います。

3.フォロー面談や定期連絡がない会社

「現場に出したら終わり」ではなく、「現場に出てからが本番」と考えてくれる会社は、エンジニアの成長を本気で応援してくれます。僕の場合、現場で詰まってもSlackで技術サポートに相談できる体制がありました。こうした仕組みがあるかどうか、事前に確認するだけで地雷は避けられます。

②見極めるために面談で聞くべきこと

1.「単価は開示されますか?」の質問は必須

面談で最初に聞いてほしいのがこれ。単価を教えてもらえないなら、いくらスキルを磨いても報酬アップに繋がりません。逆に、単価開示OKな会社は「将来の年収設計」にも本気で向き合ってくれます。収入アップを目指すなら、ここは絶対外せないチェックポイントです。

2.「営業との面談頻度はどれくらい?」

営業との接点が少ない=放置される可能性大。最低でも「月1面談」がある会社を選びたいです。僕の会社はSlackでの常時相談も可能だったので、現場での孤独感がなく、安心して働けました。エンジニアにとって、サポート体制は“空気”みたいなもの。あるかないかで居心地が変わります。

3.「評価制度やキャリア面談の有無」も確認

「評価されないまま、現場を転々とする」──これ、ブラックSESあるあるです。キャリアを考えてくれる会社は、定期的に面談して、次の案件の方向性も一緒に決めてくれます。単に現場に送り出すだけの企業じゃなく、“その後”も考えてくれるか、ここも大事です。

③ホワイトSES企業の具体的な特徴

1.単価還元率が明記されている

“マージン率”が公開されていたり、「70%還元」などを明記している会社は、利益の配分もフェア。僕の勤める企業もそうですが、これがあると「会社にどのくらい取られてるか」が明確で、給与に納得感があります。お金に関する透明性は、信頼関係の土台になります。

2.研修や技術サポートが充実している

ホワイトな会社は、技術支援の仕組みも整っています。例えば、コードレビュー、Slackでの技術質問チャンネル、社内勉強会など。僕も分からないところは先輩に聞ける体制があったので、未経験からでも無理なくスキルアップできました。こういう支援がない会社は、入った後がしんどいです。

3.社員の「声」が可視化されている

社員インタビューやブログ、SNSなどで現場のリアルを発信している会社は、内部に自信がある証拠。逆に、何も情報が出てこない会社は「出せない理由」がある可能性も。僕も入社前に社員インタビューを読んで、「ここなら人間的にも合いそう」と安心できました。

④まずは「見て、聞く」から始めよう

1.とりあえず“話だけ聞く”でOK

「応募=転職決定」ではありません。最近は“カジュアル面談”を受け付けてる会社も多いです。僕も、最初は“話だけ聞く”つもりで応募した会社が、今の職場になりました。ちょっと気になる会社があったら、まずは連絡してみるだけでも世界が広がります。

2.比較対象は3社以上がオススメ

SESは“会社ごとの差”が本当に大きいです。1社だけ見て判断するのはリスクが高いので、僕は最低3社は話を聞くようにしました。同じような給与でも、サポート体制が全然違います。大事なのは、条件より「自分が安心して働けそうかどうか」。

3.不安があるなら相談サービスを活用

「どの会社がいいか全然わからない…」という人は、転職エージェントやSES特化のキャリア相談サービスを活用するのもアリ。エンジニア経験者が相談に乗ってくれる所もあります。「自分だけで判断しない」ことが、ブラック回避の第一歩です。

⑤まとめ

SES=ブラックというイメージは、もう古いかもしれません。今は、単価開示や手厚いフォロー体制を整えた“ホワイトSES企業”も増えています。とはいえ、会社によって雲泥の差があるのも事実。だからこそ、“見極める目”が大事。面談では、単価や営業の関与、評価制度などを必ずチェックしましょう。自分のキャリアを任せられる会社かどうか、じっくり見て判断してください。
不安な方は、まずは「話を聞いてみる」ことから始めてみませんか?

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